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2020/08/21

広告と人柄

「最終的には人柄だぞ」と上司によく言われます。

 

仕事や交友関係などで時々、出てくる「人柄」というこの言葉。

その人の性根というか根っこの部分を指して用いられるようですが、

当然、初対面や付き合いが浅いと知り得ることはできませんし、特徴や表面的なものとは違い、

その人のこれまでの生き方のように思えるほど、深~く根付いているものです。

人柄は十人十色で一朝一夕では形成することはできません。

 

人柄と企業ブランディングは似ています。

 

その企業の社員の方は、どんな言葉遣いで話すのか、丁寧な言葉や強い言葉、立ち居振る舞いはどうか、

堅いのか柔らかいのか企業のロゴカラーは澄んだ水色を使うのか、燃えるような赤なのか。

それは、長い年月で培われたものの集大成であったりします。

 

ロゴやスローガン、コピーはそういったもので形づくられています。

その企業が今後、まわりから何十年と愛され続けるためのブランドづくり、本質を見抜いた

言わば根っこの部分を伝えなければなりません。

 

でも、それ以上に大事にしなければならないものがあります。

それは「自分自身の人柄を磨くこと」。

作り手の人柄が悪ければ、企業にとって愛されるブランドが作れるわけないですから。

そう考えると結局のところ、広告の仕事は、「最終的には創り手の人柄」。

これに尽きます。

 

「最終的には人柄」。